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Posted by ミリタリーブログ at

2017年04月09日

Raven Phantom Holster for G21 (東京マルイ グロック17対応)






今回はRaven Concealment Systems(以下RCS)のカイデックスホルスター、ファントムホルスターをを紹介します。


その昔、ホルスターと言えば革製が一般的でした。
ビアンキやギャルコ、エイカーなど、名立たるメーカーの革ホルスターに憧れた紳士の皆様も多いはず。

しかし、時代は変わっていくもの。
2000年代に入り、カイデックス樹脂で成形されたホルスターが登場し、その使い勝手の良さから、今ではすっかりポピュラーとなりました。

カイデックス樹脂は熱可塑性の合成樹脂で、軽くて丈夫な上、加工しやすく、水や薬品にも強いため、ホルスターの素材に限らず、航空機用内装をはじめ多くの工業製品に使用されています。

そんな万能樹脂製ホルスターを売りにするメーカーの一つが、RCS。

RCSは2005年にアメリカで創業のホルスターメーカー。
2枚のカイデックス樹脂の板を合わせたパンケーキタイプの「ファントムホルスター」を得意とします。

秘匿性を重視した薄めの設計で体の曲線にフィットするため、コンシールドキャリーにぴったりのホルスターです。

某コスタ大明神や、ヴィッカースおじちゃんも使用し、日本でも人気に火がついたんだとか。

今回紹介するG21用は、東京マルイのGlock17が発売されて以来日本にも輸入されているモデル。

今でこそエアガンは実銃から採寸し設計するのが当たり前ですが、東京マルイのGlock17はダストカバーが実銃より分厚いようで、実銃Glock17用樹脂ホルスターに入りませんでした。
そこで、実銃もGlock17より大きめに作られているGlock21(.45口径)用で代用するようになりました。

僕の所有する個体は、大阪の某有名店のワゴンセールで破格のお値段でゲットした逸品。







パッケージは至ってシンプル。
チャック付ポリ袋に無造作に入っています。







表面はややツヤありのシボ仕上げ。
Glockのシルエットがくっきりでクールな印象。







裏面。スライドストップリリースレバーが干渉しないよう設計されています。







裏面には手彫りの刻印があり、対応モデル名、メーカー名、日付(恐らく検査日)、そして検査員のサインと思しき刻印が見えますが、内容は定かではありません。

ベルトループの位置はある程度は調整可能で、ループ内幅は46mm。幅4cm程度のベルトに対応します。







カイデックスの厚さは1.5mm。このクラスのカイデックスホルスターでは一般的な厚さです。
ある程度弾力があり、これで銃を支える設計です。

強度面は、通常の使用では特に問題ないと思います。
知人からは、サバゲーでの使用中に割れたとの報告がありますが、空の状態で横にズッコケて、ホルスターに全体重をかけるような状況にならない限りは大丈夫かと。







東京マルイのフルサイズGlockに対応します。
ただ、やはりちょっときつめの印象。







Glock26も入ります。
ただしゆるゆるで走り回ると脱落するかも・・・







ちょっと頑張ればM&P9も入っちゃったりします。
ただしスライドに傷が入ること必至なので、お試しの際は自己責任にてどうぞ。







装着例。
さすがパンケーキホルスター。薄いです。体にぴったりフィットします。
ジャケットを羽織れば、ハンドガンをキャリーしているとは思えないくらい目立ちません。

ロックもないので、抜きたいときに素早く抜ける点がGOOD。
今までブラックホークのSERPAに慣れていたので、自然なドローに感動しました。

欠点と言えば、日本での流通量が少ないこと。
僕の場合たまたま運よく近場で入手できましたが、一般的にはTAC ELEMENTさんとか、ネットでしか入手できません。
お値段は当然高く(相場は¥15,000~¥20,000前後)、しかもたいてい売り切れ・・・
日本では希少性の高い製品ですので、見かけたら多少お財布に痛くても買っておいて損はないと思います。

希少性の高さで言えば、ある意味プロ向けと言えるかもしれません。
お金をかけてでもプロのツールを身に付けたい方、手にしてみてはいかがでしょうか?

今回はここまで。次回もお楽しみに。

  

Posted by Tommy 鷹志 at 14:15Comments(0)ホルスター