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Posted by ミリタリーブログ at

2017年05月20日

Shooting Range HIDEOUT







今回は、僕が銃の調整・タクトレでよく利用させて頂いております、大阪・大正のシューティングレンジ、HIDEOUTをご紹介します。
※写真は店員さんのご厚意により撮影させて頂きました。有難うございました!


HIDEOUTは、大阪環状線・大正駅から徒歩5分の、オシャレな大人の隠れ家のような雰囲気が魅力のシューティングレンジです。

米国駐在任務から帰国後、東京マルイのVSR-10を購入した僕は、愛銃の調整に20m以上のロングレンジを有する、大阪の訓練施設を探していました。
お座敷寄りでそこまでサバゲーをしない僕には、フィールドより、落ち着いて鉄砲弄りとトレーニングに集中できる場所が好みでした。

そんな時、ネットでHIDEOUTを知りました。
こんな本格的なレンジ、大阪にあったっけ?と、聞いてみるとオープンはなんと2016年12月という新進気鋭っぷり。
以来毎週のように利用するようになりました。
ゆったりまったり射撃ができるので、今ではすっかりお気に入りのレンジです。







受付カウンターでチェックインを済ませると、すぐ横にはセーフティエリアが。
木のテーブルで落ち着いた雰囲気です。
傍にはガンラックがあり、長物は立てかけておくことができます。
ロッカーも完備で、射撃中邪魔な荷物は預けてOK。

ここで銃を広げ、準備をします。
もちろんここではチャンバークリア・セーフティオンで銃を取り扱いましょう。ドライファイアも禁止です。







準備を済ませたら、セーフティグラスを着用し、いよいよレンジへ、いざ。

まずは1Fのレンジ。
10mのレンジが3レーンあります。
ちなみにこちらではフルオートは禁止。セミオートでバシバシ楽しみます。







一番左はブルズアイの電子ターゲット。








手元にはタブレットがあり、着弾点を逐一確認できます。
これがなかなかの優れモノで、着弾を音声でガイド、さらに中心エリア(8~10点圏)に着弾すると画面全体が着弾点の色で発光し、一目でわかるようになっています。








真ん中のレンジも電子ターゲット。
いわゆるタイムアタックが楽しめるターゲットで、手元のスタートボタンを押すと9つのターゲットが発光し、すべて命中させるのにかかったタイムが上部に表示されます。
これがなかなか難しく、日頃の鍛錬と銃の性能が要求されるステージです。







一番右のレンジは、手前にスチール、奥にはHIDEOUT名物、蛍光灯。
クラッシュゲームと呼ばれ、蛍光灯をエアガンで割るという、爽快なステージです。

手元には弾速計も完備しており、カスタム後の銃の状態確認に便利です。








同じく1F(入口近く)には23mのロングレンジ。
大阪のインドアレンジとしては最大級の射程を誇ります。

こちらにもブルズアイの電子ターゲットがあり、着弾が一目でわかります。

しかも、実銃用のベンチレストが利用できるので、ボルトアクションライフルのゼロインもばっちり。







2Fのレンジ。
右側は5mのショートレンジで、左側は10mのミドルレンジ。
いずれも様々なタイプの金属ターゲットが並んでいます。

こちらではフルオートOK。ハリウッド映画のヒーロー気分で、バリバリ撃ちまくりましょう。







2F左側には、なんと手作りのペーパーターゲットマシーンが!!
エアガンレビューで集弾性能をよくみる僕にはありがたい設備です。

店員さん曰くモーターの回転が遅いとのことですが、使用には全然問題ありません。

※ペーパーターゲットは持参しましょう。写真は僕が持ち込んだ実銃用ペーパーターゲット。







そして、1F奥(2F入口付近)には、スチールチャレンジ専用エリア。
なんとその気になれば競技の練習だってできちゃいます。








tasco製タイマーも完備。
本格的な練習が可能です。







もちろんHIDEOUTには手ぶらで行っても大丈夫。
レンタルガンの貸し出しの他、銃本体の販売もやってます。
特にG&Gアーマメント製電動ガンが看板商品。

本体の他、BB弾、ガス等の消耗品の取り扱いもあるので安心。

初心者にもやさしく、店員さんが銃の扱い方から各レンジでの遊び方まで、親切丁寧に教えてくださいます。


利用料金についてはHIDEOUTのホームページに詳細が載ってますのでそちらをどうぞ。
ちなみに僕は、会員・マイガン持ち込みの3時間コースでいつも利用しております。

HIDEOUTでは、会員&長時間利用のコンボがお得。
個人的に欲を言うなら、土日にも1dayパスを導入して欲しいですね。
これなら午前・午後とみっちりトレーニングが可能に・・・HIDEOUTさん、ご検討お願い致します(笑)。。。


総評としては、大阪で気軽にエアガンを撃って楽しむには最高の場所と断言できます。
大阪のキタ・ミナミどちらからもアクセス容易な好立地に、これほどバラエティー豊富なコースを備えたレンジは大阪ではHIDEOUTしかありません!
店員さんも気さくで親切ですので、安心して射撃を嗜むことができます。

インドアなので天候を気にする必要は一切なし。マガジンウォーマーも完備しており、冬場のガスガンにも対応します。

こんなレンジがあったらいいなと、僕が思っていたすべてが現実にカタチになっている、
HIDEOUTはそんな場所です。

都会暮らしで溜まったストレスは、HIDEOUTでエアガンぶっ放して発散しましょう。









Shooting Range HIDEOUT

〒551-0002 大阪府大阪市大正区三軒家東2-2-22 大浪岡田ビル1階
TEL: 06-6556-3320
営業時間:11:00~22:00 (火曜定休日)
URL: http://pg-techno.com/(公式ホームページ)
   http://hideout.militaryblog.jp/(ミリブロ)




  

2017年04月09日

Raven Phantom Holster for G21 (東京マルイ グロック17対応)






今回はRaven Concealment Systems(以下RCS)のカイデックスホルスター、ファントムホルスターをを紹介します。


その昔、ホルスターと言えば革製が一般的でした。
ビアンキやギャルコ、エイカーなど、名立たるメーカーの革ホルスターに憧れた紳士の皆様も多いはず。

しかし、時代は変わっていくもの。
2000年代に入り、カイデックス樹脂で成形されたホルスターが登場し、その使い勝手の良さから、今ではすっかりポピュラーとなりました。

カイデックス樹脂は熱可塑性の合成樹脂で、軽くて丈夫な上、加工しやすく、水や薬品にも強いため、ホルスターの素材に限らず、航空機用内装をはじめ多くの工業製品に使用されています。

そんな万能樹脂製ホルスターを売りにするメーカーの一つが、RCS。

RCSは2005年にアメリカで創業のホルスターメーカー。
2枚のカイデックス樹脂の板を合わせたパンケーキタイプの「ファントムホルスター」を得意とします。

秘匿性を重視した薄めの設計で体の曲線にフィットするため、コンシールドキャリーにぴったりのホルスターです。

某コスタ大明神や、ヴィッカースおじちゃんも使用し、日本でも人気に火がついたんだとか。

今回紹介するG21用は、東京マルイのGlock17が発売されて以来日本にも輸入されているモデル。

今でこそエアガンは実銃から採寸し設計するのが当たり前ですが、東京マルイのGlock17はダストカバーが実銃より分厚いようで、実銃Glock17用樹脂ホルスターに入りませんでした。
そこで、実銃もGlock17より大きめに作られているGlock21(.45口径)用で代用するようになりました。

僕の所有する個体は、大阪の某有名店のワゴンセールで破格のお値段でゲットした逸品。







パッケージは至ってシンプル。
チャック付ポリ袋に無造作に入っています。







表面はややツヤありのシボ仕上げ。
Glockのシルエットがくっきりでクールな印象。







裏面。スライドストップリリースレバーが干渉しないよう設計されています。







裏面には手彫りの刻印があり、対応モデル名、メーカー名、日付(恐らく検査日)、そして検査員のサインと思しき刻印が見えますが、内容は定かではありません。

ベルトループの位置はある程度は調整可能で、ループ内幅は46mm。幅4cm程度のベルトに対応します。







カイデックスの厚さは1.5mm。このクラスのカイデックスホルスターでは一般的な厚さです。
ある程度弾力があり、これで銃を支える設計です。

強度面は、通常の使用では特に問題ないと思います。
知人からは、サバゲーでの使用中に割れたとの報告がありますが、空の状態で横にズッコケて、ホルスターに全体重をかけるような状況にならない限りは大丈夫かと。







東京マルイのフルサイズGlockに対応します。
ただ、やはりちょっときつめの印象。







Glock26も入ります。
ただしゆるゆるで走り回ると脱落するかも・・・







ちょっと頑張ればM&P9も入っちゃったりします。
ただしスライドに傷が入ること必至なので、お試しの際は自己責任にてどうぞ。







装着例。
さすがパンケーキホルスター。薄いです。体にぴったりフィットします。
ジャケットを羽織れば、ハンドガンをキャリーしているとは思えないくらい目立ちません。

ロックもないので、抜きたいときに素早く抜ける点がGOOD。
今までブラックホークのSERPAに慣れていたので、自然なドローに感動しました。

欠点と言えば、日本での流通量が少ないこと。
僕の場合たまたま運よく近場で入手できましたが、一般的にはTAC ELEMENTさんとか、ネットでしか入手できません。
お値段は当然高く(相場は¥15,000~¥20,000前後)、しかもたいてい売り切れ・・・
日本では希少性の高い製品ですので、見かけたら多少お財布に痛くても買っておいて損はないと思います。

希少性の高さで言えば、ある意味プロ向けと言えるかもしれません。
お金をかけてでもプロのツールを身に付けたい方、手にしてみてはいかがでしょうか?

今回はここまで。次回もお楽しみに。

  

Posted by 鷹志 at 14:15Comments(0)装備

2017年03月21日

ATF北九州支局対テロ訓練(米軍特殊部隊との合同訓練)






去る3月18日、北九州・小倉南区の訓練施設にて、ATF北九州支局の対テロ訓練が実施された。

主要メンバーのひとりが任務で渡米していたこともあり、前回訓練から実に1年以上ぶりの開催となった。

また、今回は米海軍・海兵隊特殊部隊員も訓練に特別参加した。
ATF北九州支局長に米軍特殊部隊員の知人がおり、尽力の結果今回の夢の共演が実現した。







ATF北九州支局長。
アメリカのLEがなぜ89式を装備するのかツッコんではいけない。

彼は89式を愛しているのだ。







米海兵隊特殊部隊員。
ナイツアーマメントのSR-16は私物を持参。







米海軍特殊部隊員。
遠方からの参加で重い得物はイヤだとMP7A1を装備する。










今回の訓練施設は初めての利用。
近接戦闘を想定したセッティングとなっている。
また、障害物は管理人が定期的に配置変更を行っており、より実戦的な戦闘訓練が行える点も魅力。








訓練前のブリーフィング。
今回は危険地域内から車で脱出するという想定で訓練を行う。







休憩時間。
米海軍特殊部隊員 「今日の晩飯どうする?」
米海兵隊特殊部隊員 「鍋」







訓練開始。
ツーマンセルにて移動、周辺警戒を厳に、目標地点を目指す。







・・・とここで思わぬハプニングが。
米海兵隊特殊部隊員「あかん、アゴひも外れた」

後ろで必死に笑いをこらえる米海軍特殊部隊員。








気を取り直してクリアリング。
後方への警戒も怠らない。








敵兵を目視、制圧射撃を行う。
短機関銃だからと侮ることなかれ。
実銃MP7A1は装弾数40発、4.6mm×30弾は200mの射程でケブラー製アーマーを貫通する威力を有する。








目標、移動用車両を確認。乗車後速やかに撤収する。








移動中も助手席にて周囲を警戒する米海軍特殊部隊員。








運転手を務めた海兵隊特殊部隊員もワンハンドファイアをトレーニング。
負傷時や運転中など、片手が使えない状態での射撃にも対応する。















この他、模擬弾を用いた市街地戦闘訓練も実施された。
こちらは民間の一般利用者に混ざる形で参加した。

久しぶりの合同訓練であったが、皆が思い思いに汗を流す充実した訓練となった。
次回は5月、8月に実施の予定である。


訓練協力: 福岡サバゲーランド小倉店
      http://fukuokasabageland.com/kokura/

※この訓練はフィクションです。
 実在の組織・団体とは一切関係はございません。
  

Posted by 鷹志 at 22:55Comments(0)対テロ訓練

2017年02月22日

東京マルイ Glock26(カスタム:近代化改修)






僕はGlock26が大好きです。






どのくらい好きかって?










ガンプロのトシさんの企画「この銃に会いたかった」に記事を投稿しちゃったくらい好きです。
※当時大学生


初めて東京マルイのGlock26を知ったとき。
そして初めて手にしたとき。

あの感動は今でも忘れられません。


そんな思い入れのある愛銃も買ってからずいぶん経ちました。
使い込んだだけあって、さすがにガタがき始めました。






ガワはスティップリングをやったりもしてボロ隠しをしちゃってますが、ついに中身がアウト。トリガーを引いても正常に作動しなくなりました。






スライドストップノッチは長年の使用ですり減り、カッターで切って応急処置を続けた結果、傷口が広がる始末。


お気に入りの愛銃を再び使えるようにしたい。
気が付けば社会人数年目、多少軍事予算に余裕も出てきた今、念願の企画をついにやっちゃいます。

今回は、「Glock26(カスタム:近代化改修)」と題し、オーバーホール兼大規模カスタムの模様をお届けします。



この企画は、ただ同じように修理するわけではありません。

大幅な性能アップと信頼性向上、これが最大の目的です。

この小さな老兵で最新鋭のモデルに張り合うにはどうすればいいか・・・
叩き出した答えは、ある銃を生贄に捧げることでした。






そう、東京マルイ Glock18C。
フルオートガスハンドガンの第2弾です。

新型エンジンによるセミオートでのキレに定評があるこのモデルのエンジンとハンマー回りを移植すれば、同じぐらいよく動くようになるはず。
単純な発想ですが、下手なカスタムパーツを使うより、はるかに実現しやすいやり方だと考えました。






まずはフレーム。
あらかじめ入手しておいたガーダーのリアルフレームに、26のフロントシャーシ、18Cのトリガーまわりとハンマーまわりを移植します。
ここまでは問題なく移植完了し、順調に進みました。

この時までは・・・ね。






次に18Cのエンジン(ピストンASSY)を26のスライドに移植する工程ですが・・・
恐れていた事態がやはり起きました。


ポン付けできない!!






ここで26(厳密には17用)と18Cのエンジンの比較。
左が18C用。
なんと18Cの方が幅も高さも大きいのです。
入らないワケですわ。



しかしここまで来て諦めるワケにはいきません。
中古とはいえ、入手した18Cが無駄になります。






ついに作戦変更。近所のホームセンターでミニルーターを入手。
スライド内側をゴリゴリ削っていきます。
ちょうどピストンASSYが入るくらいの溝を彫ります。

彫り過ぎてスライドに穴を開けないよう、慎重に微調整していきます。

その後順調に彫り進め、無事に18CのピストンASSYをはめることができました。


さて、お次はすり減ったスライドストップノッチの補修。





一般家庭のゴミ箱に眠っているであろう、鯖の缶詰のふたをメディックシザースで写真のように切り出します。
これでノッチ摩耗対策とします。
それをすり減ったノッチの端に瞬間接着剤(耐衝撃タイプ)で接着したら、、、






先程のスライド掘削で出た粉と瞬間接着剤をノッチ上で混ぜ混ぜして即席ポリパテを作ります。






接着剤の上に粉をふりかけ、またその上から接着剤をのせ・・・を数回繰り返し、乾燥させます。







十分に乾燥させたら、実銃写真を参考にカッターナイフと紙やすりで形を整えます。






ここでいったん仮組み。
すり合わせも問題なし。

ただし、試射してみるとフルオートオンリーに(笑)

原因はエンジン後端部のセレクターパーツを取り外したため。
セミオート縛りにするには、このパーツをセミオート位置で固定する必要があります。
そのためにもう一工夫します。





再び鯖缶のふたに登場してもらいましょう。
今度は写真のように切り出したら・・・






図の位置に設置しセレクターパーツをセミ位置で固定します。
そして上からセレクターストッパーを元通りに組むだけ。
これでセミオート縛りにできます。






そしていよいよスライドの塗装。
実銃はほんのりブルーのかかった艶消し仕上げですので、少しでも質感を近づけるべく、キャロムのブルースチールを購入。
十分に換気できる部屋で、よく振ってから、20cm以上離して少しずつスプレーをふいていきます。
焦っていっきにスプレーするとムラができるので、シュッシュッと少しずつがコツ。






塗装が終わったら、一日以上放置して塗料を十分硬化させます。
その後シリコンをつけた布で磨いてやるとツヤがでます。






最後に組み立て。
リアサイトはエンジンの高さの関係上、18Cのものを使用する点に注意。






ついに完成しました。
長年連れ添った相棒が、見違えるくらい生まれ変わりました。





実射性能は驚きの一言。
中身が18Cなので、リコイルもはるかに俊敏で凶暴になりました。
タップ撃ちしても指にしっかりついてきます。これはスゴい。
苦労して組んだ甲斐がありました。






生まれ変わった相棒を改めて手に取ると、あぁこれだ、これが求めていた理想のGlock26だと心底思いました。
かつて憧れた「最小にして最強の」サブコンパクトに、改めて惚れ直しました。


これからも一層大事にしていこうと思います。
ホップパッキンもいいのに交換しようかな。


※このカスタムを参考にされる場合は、すべて自己責任にて行って頂きますようお願い申し上げます。また、調整・空撃ち等の試射を含め、作動させる際は必ずアイウェアを着用してください。



  

Posted by 鷹志 at 00:15Comments(4)東京マルイ

2017年01月22日

東京マルイ S&W M&P9




今回は東京マルイのM&P9をレポートします。
アメリカ駐在中に取材した実銃と比較しながらご紹介します。







M&P9は、アメリカ銃器メーカーの老舗Smith and Wesson (S&W)が開発したストライカーファイアのポリマーフレームハンドガン。
Glockに対抗すべく、S&Wが満を持して2005年にリリースしました。

かつてGlockの市場席巻に影響を受け、その場しのぎで対抗策「シグマ」を送り出したものの、多くの部分でGlockを模倣するという、老舗銃器メーカーとして恥ずべき暴挙でした。
結果、Glockに訴えられ、自らのブランドに泥を塗ることとなりました。
屈辱の中、名誉挽回を誓ったS&Wが、徹底的に研究と技術開発に徹し、持てる力を注ぎこんで出した答えが、このM&Pシリーズ。

かつて全米のLE機関が愛用していたM10の愛称「Military & Police」の名を冠している通り、軍・警察をメインターゲットとするコンバットハンドガンです。

登場以来、アメリカ市場の評価は上々。
Glockが占める市場にじわじわ食い込む程人気です。

最近の映画では、「アベンジャーズ」シリーズに登場するS.H.I.E.L.D.長官ニック フューリーがサイドアームとして使用しています。







そんなS&Wの野心作を東京マルイは2014年にモデルアップ。
2009年の発表以来、お得意の超絶焦らし攻撃(という名の納期遅延)にまだかまだかと期待を膨らませていた人も多いはず。僕もその一人でした。
発表当初は.45口径モデルでしたが、後に9mmモデルに変更したのはナイス判断だったと思います。

発売以来欲しい欲しいと思いながらもお財布事情で中々買えませんでしたが、仕事の都合でアメリカに駐在中に実銃に触れ、帰国後我慢できなくなり購入しました。
購入した個体は中古品でしたが、梱包・本体ともにほとんど傷が見られない極美品でした。

では細部を見ていきましょう。








外箱のデザイン。
最近のモデルの箱はスタイリッシュでカッコいいですね。








中身の梱包は、ありがちな真っ白発砲スチロールではなく、黒を基調とするスタイリッシュな仕様。








東京マルイは実在するサムセーフティモデルをモデルアップ。
Glockシリーズみたいに変なマニュアルセーフティーを無理矢理つけるよりは好感が持てます。







スライドの刻印はマルイらしく太め。このモデルは本家からお墨付きを得たのか、S&Wの刻印がばっちり入っています。







実銃の刻印も太めな印象で、スライドはマットグレーに近い色合い。








マズルまわり。
リコイルスプリングガイドはヘックス(六角形)タイプで実銃と同様。
一般的にマルイの塗装は甘いので剥げが心配です。
アウターバレルは実銃に比べて肉薄ですが、それを除けば実銃そっくりでよくできていると思います。








実銃。
最近のポリマーオートはダストカバーにレールが標準装備。
フラッシュライトの取り付けが前提です。








トリガーまわり。実銃同様上下2分割式で、下半分がトリガーセーフティとなっています。
引き味はぐにゃっとした感じ。
Glock同様、好き嫌いの別れるトリガーですが、Glockに比べて遊びは短く、レットオフ直前で重くなり、パチンと落ちます。


フレームのピンは実銃同様ロールピンでびっくり(笑)








実銃。
一般的に実銃のトリガーは安全上、トイガンに比べて重いものですが、M&Pの場合はGlockに比べてスムーズで軽かったと記憶しています。

ちなみに、Glockとは異なり、ストライカーの位置に関わらずトリガーポジションは変わらないまま。
実銃ではローディングインジケーターがあるので大きな問題にはなりませんが、エアガンでは後述の気になる点が・・・






マニュアルセーフティはアンビで、M1911系同様上げてON。
可動範囲は短くパチパチとクリック感があり使いやすいと感じます。









スライドストップリリースも実銃同様にアンビ。
フレームには相変わらず頑固一徹にマルイ刻印。
マルイの銃は「浪漫のあるモデルガン」というより「サバゲのツール」ですし仕方ないね。
リアル派の我々はさっさと社外品のリアル刻印フレームに交換しちゃいましょう。








サイトはホワイトドット3点式。
ノーマルでもリアサイトがノバックっぽくて使いやすいと思います。








チャンバー後部には、ローディングインジケーターを再現。
丸い小窓には真鍮が見え、薬莢が装てんされているようで雰囲気抜群。








最近のマルイ製ガスガンはホップアップ調整レバーが改良され、ホールドオープンの状態でチャンバーに指を突っ込むことで、フィールドストリッピング(通常分解)しなくてもホップ調整が可能です。








グリップにはS&Wのロゴマークが入ります。
交換可能なバックストラップはラバーで握りやすさは良好。








実銃のグリップはマルイ製に比べツヤ消しでもっとザラザラした仕上げ。









バックストラップの交換は簡単。
マグウェル後部のレバーを画像のように反時計回りに90度回し・・・







そのまま下に引き抜くと・・・








ロックが外れ、バックストラップを取り外せます。








左から、Small、Medium、Large。
Mediumがデフォルトで装着されます。
日本人の手にはSmallがしっくりくると思います。







マガジンは亜鉛ダイキャスト製で装弾数25発。
ガスガンとしては標準的な装弾数です。
ツヤ消しマット仕上げですが、一般的にマルイの塗装は弱いため、使い込むうちにどんどん剥げてくると思います。







実銃のマガジン。9mm弾が17発のキャパシティ。
スチールプレス製でブルー仕上げ。







フィールドストリッピングも簡単。
マガジンを抜いてスライドを引き、チャンバーチェックを行ってから、トリガー上のレバーを90度下にまわすとスライドASSYが前に外れます。








フィールドストリッピング。
Glock同様パーツ点数が少なく、メンテナンスも容易です。









エンジンまわり。
強烈なリコイルショックを生む15mmの大口径ピストンカップ装備。







実銃はストライカーファイアでも、ガスガンは内部のインナーハンマーによってマガジンのバルブを叩いて撃発します。








ホールドオープン。
スライドストップノッチには削れ対策の他、スライドストップレバーが直接ノッチに触れないような構造になっていますが・・・









よく見ると隙間がありすぎるような・・・(苦笑)











(左:東京マルイ製 右:実銃)

実銃と比較するとやはりオモチャっぽさは残りますが、S&W刻印やロールピンの採用など、一昔前の同社製品に比べかなり細かなディティールがリアルになりつつあり、全体的にはよくできていると思います。

実射性能は、まだ軽い慣らし運転程度ですが、リコイルは強烈。
真冬の冷えではさすがに作動不良が出るものの、マガジンを温めると鋭いリコイルで手元が狂います。
弾道も素直で15m先の灰皿サイズのターゲットにビシバシ当たり、ハンドガンとしては申し分ない性能です。

気になる点は・・・

①インナーハンマーがコックされてもトリガーポジションが変わらない
 
 Glockではコックすると変わるトリガーポジションでも、M&Pでは変わりません。
 実銃にはローディングインジケーターがありますが、エアガンでは所詮はお飾り。
 チャンバーチェックには特に気を付け、常にロードされている前提で扱う必要があります。

②スライドが若干重い

 巷のユーザーでも話題に挙がっているようですが、ハンマーダウンからコックする際スライドが重く感じます。
 ハンマースプリングとシアースプリングが固めなのかもしれません。
 今のところ実用上問題なさそうですので様子を見ますが・・・


それでも、トリガーポジションの点以外はGlock以上に使いやすく、後継機にぴったりだと感じました。
しばらくはタクトレのセカンダリーとして、腰に吊るすことにします。


今回はここまで。
次回もお楽しみに。








  

Posted by 鷹志 at 01:07Comments(4)東京マルイ

2016年11月06日

【実銃】Glock26






※シリアルナンバーの抹消加工等、一部画像に加工を加えております。あらかじめご了承ください。



今回も引き続き、アメリカ実銃レポートをお送りします。
お題はGlock26。
フルサイズモデルを隠し持てるサイズまで切り詰めた、所謂サブコンパクトモデルです。

1995年に登場以来、小さくても獰猛なポリマーフレームオートとして世界中のプロに愛用されました。
Glockの魅力を小さなボディに凝縮。見かけによらず、装弾数10発の強力なファイアパワー。可憐な優等生です。

もちろんメディアの世界でも大人気。








アニメ「フルメタル・パニック!」の主人公、相良宗介が、千鳥かなめの護衛任務に常時携帯。(ちなみに原作ではGlock19)
学ランの下に忍ばせるのに、これほどぴったりな銃もありません。
さすが百戦錬磨の傭兵。目の付け所が違いますな。


また、アメコミ実写映画「アベンジャーズ」のナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)も2丁拳銃で使用していました。
劇中で、得体の知れない侵略者に向け撃ちまくってます。


さて、今回僕は米国滞在中に、Gen3のブラックモデルと、Gen4のTANカラーモデルを取材しました。








Gen3のブラックモデル。
エアガンではKSCからガスブロでモデルアップされていますね。

ちなみにマルイがモデルアップしているのは、Gen2からGen3の移行期にわずかに生産された、幻のGen2.5。
グリップ前部にはフィンガーチャンネルはあるものの、チェッカリングがありません。僕も恥ずかしながら、実銃ライター・トシさんのご指摘で初めて知りました。








マズルフェイス。思ったより面長。
マルイ製がどこか”寄り目”で”小太り”に見えるのは、アウターバレルとリコイルスプリングガイドの位置関係が実銃に比べてやや近いからでしょうか?それにフレームのダストカバーがやや薄く、マズルに向かって斜め上に狭まっているような・・・

KSC製の方がそのあたりは実銃の雰囲気を掴んでいます。
やっぱり大事ですよ、銃のマズルフェイスって。

まぁ15年以上前に設計された玩具にあれこれ言っても仕方ないですね。







こちらはGen4のTANカラー。
Gen3との違いはグリップテクスチャー、マグキャッチ、そして交換可能なバックストラップといったところ。

リコイルスプリングについては、巷の情報をかき集めたところ、Glock26ではGen3とGen4に大きな違いはないようです。
元からGlock26はデュアルタイプでしたね。







マガジン。
このサイズで9mmパラ10発を誇るキャパシティーは、当時最小にして最強だったはず。


撃ち味は、フルサイズのGlock17に比べシャープ。
そのサイズ、その軽さから9mmを撃ち出すのだから無理はないかと。

ただし個人的には、そこまで嫌になるようなキツいリコイルではなく、小さいながらさすがはGlockと感じた次第です。


また一つ、憧れの銃に出会うことができました。
感謝感激です。

日本に帰国したらマルイのGlock26買い直そうかな・・・
Glock18Cのハンマーとエンジンに換装して、フレームをガーダーでリアル刻印に・・・
夢が膨らみます。

では今回はこの辺で。次回もお楽しみに。

  

Posted by 鷹志 at 09:14Comments(2)アメリカ実銃取材

2016年09月04日

【実銃】Glock17C 3rd Gen



※シリアルナンバーの抹消加工等、一部画像に加工を加えております。あらかじめご了承ください。




今回も引き続きアメリカ実銃レポートをお送りします。
お題はGlock17。
今や世界中の軍警察・民間で愛用される、M1911系に代わるニュー・スタンダードです。







Glockシリーズの歴史絡みの四方山話はもはや実銃ファンの諸兄には耳タコな話ではありますが、一応おさらい。

基本モデルのGlock17は、1980年代に、それまで銃の設計経験がなかったオーストリアのとある軍用プラスチックメーカーが、突如世に送り出した野心作。
H&K VP70の素材構成やP7の撃発機構を参考に、独自の味付けでアレンジ。

当時の設計概念からはありえない斬新かつ画期的な銃で、そのオモチャのようなルックスから登場当初は人気がなかったんだとか。
事実、米軍XM9トライアルには未参加でした。そもそも米軍の眼中になかったのかもしれません。

しかし、1980年に御膝元のオーストリア軍に正式採用され、軍の求めるスペック・潜在能力を有していることが証明されます。

そして奇抜なルックスから当時のハリウッド・アクション映画に登場するようになり、注目されるようになります。
1990年代の「ダイ・ハード2」「逃亡者(原題:The Fugitive)」あたりが有名ではないでしょうか。

以降、Glockシリーズの怒涛の快進撃が始まります。

今や全米のLE機関で正式採用。
アメリカのお巡りさんの腰に誇らしくぶら下がっています。

また、米海軍特殊部隊Navy SEALsや米海兵隊特殊部隊MARSOC(現:Marine Raiders)など、特殊な人々の間でも公式・非公式を問わず使用されているんだとか。

民間でもGlockの愛用者は星の数ほどいます。
カスタムパーツもM1911系に匹敵するほど出回り、護身用から射撃競技まであらゆるニーズに対応。
Salient Arms Internationalなど、多くの有名カスタムビルダーもあります。

なぜGlockはこれほど人気なのでしょう?
さまざまな意見はあると思いますが、
個人的には「信頼性(性能面・安全面)」「コストパフォーマンス」「ネームバリュー」ではないかと思います。




さて、今回僕は米国滞在中に、スタンダードなGlock17のうち、もっともポピュラーなサード・ジェネレーションモデルを取材しました。










こちらのモデルは、マグナポート付きのC(Compensator)モデル。
現在は生産していないらしく、希少価値なモデルです。








マズルフェイス。
東京マルイ製を見慣れているのでどこか違和感を覚えます(こっちが本家!(笑))。
事実、東京マルイのは実銃完コピではなく、ちょいデブなので実銃用カイデックスホルスターには入りません。








刻印。
浅くシャープな感じで、東京マルイ製のような深彫極太ではなく、KSC製が再現度では上な印象。

スライド塗装はエアガンのように黒くのっぺりしたものではなく、青みのかかったブルー仕上げ。
少しザラザラした手触りです。






通常モデルにはないマグナポート。Cモデルたる所以。

バレル上部前方にガスを逃がす穴が開いており、上方にガスを逃がすことでマズルブレーキ=反動低減の役割を果たします。

ただこれには賛否両論があるようで、9mmクラスの拳銃弾には効果があまりないとか、
発射ガスを逃がすので銃口初速が下がるとか、発射ガスや弾カスが射手を傷付ける可能性を否定できないなど、ネガティブな意見も多いです。







トリガー・グリップまわり。

Glockと言えばトリガーセーフティ。
マニュアルセーフティ(?)と言えそうなものはこれしかありません。
この潔さがGlockの魅力ですが、実銃となるとやっぱりちょっとコワイ・・・。

トリガープルは東京マルイのエアガンの2~3倍は重い感じ。
遊びが多いのは同じです。

たださすがGlockとだけあって、トリガーリセットは短く連射しやすいです。

また、トリガーの動きでエアガンと異なるのは初弾装填時。

エアガンの場合はスライドを少し引いただけでトリガーが前進して引けるようになりますが、
実銃の場合はスライドが完全に後退してもトリガーはまだ前進せず、スライドが素早く前進して初めてトリガーも前進します。

エアガンでこのトリガーの動きを再現しているメーカーはなく、残念なところ。







フレーム右側面の刻印。
これぞホンモノのMADE IN AUSTRIA。
SMYRNA, GAは、US拠点のあるジョージア州スマーナ(アトランタ近郊)を表します。








マガジン。
右が純正で、左はMAGPUL製。

純正はポリマー製外壁に金属製内壁の二重構造。残弾確認孔が後部に開いています。

一方、MAGPUL製はオールポリマー製で、両側側面の17発目にしか残弾確認孔は無し。
ただ純正よりは軽く、安価です。

個人的には純正が好みです。

やっぱりGlockっていいですね。全米で大人気なのも頷けます。

ポリマーフレームで軽いので、オールメタルのオートマチックに比べると鋭いリコイルを感じますが、
かといって嫌になるリコイルではなく、撃ちやすくよく当たります。

ボアラインが低いので狙いやすく、リコイルを押さえ込みやすいのもGOOD。

日本に帰って早くエアガンを弄りたいなぁ(笑)。
そう言えば過去にレビューあげてました。こちらもよろしければ見てやってください。

東京マルイ Glock17





では今回はここまで。
次回もお楽しみに。



  

Posted by 鷹志 at 10:03Comments(0)アメリカ実銃取材

2016年06月01日

【実銃】SIGSauer P226



※オトナの事情により、シリアルナンバーの抹消加工等、一部画像に加工を加えております。あらかじめご了承ください。


鷹志です。

日本のガンマニアの皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
今日も楽しく愛銃を愛でていますか?

実は僕、昨年12月から仕事の都合でアメリカにいる関係で、ただいま非常に恵まれた環境におります。
アメリカと言えば銃器大国。我々にとってはまさにパラダイスです。

しかしアメリカは日本からはるか遠く離れた異国。
そう簡単に行けるものではありません。

アメリカ滞在という、非常に貴重な経験をさせて頂いている以上、僕はある使命を果たすべきと考えました。

そう、日本のSIGSauerファンの皆様に代わって、実銃P226の魅力をこの目で確かめ、伝えること。

というワケで、今回のお題は実銃のP226です。
これまで僕が在米中に取材し撮り溜めた貴重な資料写真を交えて、熱く語らせて頂きますのでどうかお付き合いくださいませ。

1. 基本情報






SIGSauerファンの皆様には今更な話ですが、初めての人の為にも一応おさらい。
P226は、P220をベースにダブルカラム(複列弾倉)化した派生モデル。
装弾数は9+1発から15+1発に増えたことで、原点となったP220の特徴はそのままに、火力が大幅に強化されました。
また、P220(西独製9mm仕様)でマガジン底部にあったレバー式マガジンキャッチではなく、トリガー後部のボタン式を採用し、より簡単で素早いマガジンチェンジを可能にしました。

P226を語る上で避けて通れない話があります。

①堅牢性

P226は、その無骨なデザインにふさわしく、非常にタフで頑丈なことで有名です。
これまで、数々の現場でバトルプルーフが成されてきましたが、同時にその秀でた耐久性を検証するべく、多くのテストも行われました。
泥、砂、水につけて撃ってみたり、ベースボールバットでぶん殴ってみたり、挙句の果てには高さ10mをホバリングするヘリコプターから落としてみたり、トラクターで踏みつぶしてみたりと、僕の知る限りでもこれだけあります。
いささか過大評価されているかもしれませんが、どうやらこのような過酷な環境下においてもP226は高いパフォーマンスを発揮しているようです。

②米軍次期サイドアームトライアル(XM9)の落選

ご存じの通り、P226は米軍次期サイドアームトライアルでライバルの92Fに敗れました。性能では多くの点で92Fを凌駕していたものの、価格の安さ、マニュアルセーフティの有無が決めてとなり、P226の採用には至らなかったと言われています。
ただし、92F採用を巡る黒いウワサ(在伊米軍基地設置承認の見返りにイタリア製92Fを採用したというもの)は有名らしく、配備後に例の92Fスライド破損事故も起こり、今なおP226がより優秀という説の大きな根拠となっています。
まぁ、P226にはないマニュアルセーフティを装備している分、92Fはいくぶんか一般兵(新兵含む)向けとしてふさわしかったのかもしれませんね。

③米海軍特殊部隊Navy SEALsの正式採用

92Fの正式採用を受け、米軍全体でM1911から92F(M9)への切り替えが進む中、92Fの使用を拒んだ部隊が存在しました。
今ではウサマ・ビンラーディンの暗殺で有名な世界最強の特殊部隊の一つ、U.S. Navy SEALsです。
彼らが求めたのは安さやマニュアルセーフティのような面倒な安全装置ではなく、信頼性も含めた性能でした。
特殊部隊のような百戦錬磨のツワモノには煩わしいマニュアルセーフティなど必要なく、むしろ必要な時に狙ったところに確実に弾をぶち込める信頼性が最も重視されました。その点、P226はNavy SEALsにとっては非常に適役であったと言えます。


2. アーリーモデルのレビュー

今回、P226アーリーモデルを間近で見る機会を頂きました。
アーリーモデルは、1980年代から90年代まで生産された、プレス加工スライドを装備し、近年では当たり前となったアクセサリーレールをもたないものと僕は定義しています。
ちなみに僕はアーリーモデルが大好き。







手の行き届いた管理のおかげもあり、状態は良好。グリップのみ、フィンガーチャンネル付きのHOGUE製に交換されています。






マズルまわり。口径は9mm。
これまでありとあらゆる拳銃のマズルまわりを見てきましたが、僕はP226のマズルフェイスが一番好きです。
このいかにも無骨で精悍な顔つきがたまりません。






最近では当たり前になったレール付きフレームに見慣れていると、このシンプルでスッキリな潔さが逆に良かったりします。
ちなみに僕はハンドガンにライトやレーザーをつけない派です。
ハンドガンに限り、いろいろゴテゴテのせるのは嫌いなんですよね。せっかくの軽快さが台無し。
わかってくれる人いるかなぁ・・・





刻印。アーリーモデルのこの書体が一番好きです。





P220系と言えばやはりこの操作系統。デコッキングレバーとファイアリングピンブロック・セーフティのおかげで初弾を装填した状態でも安全に携帯することができます。
トリガープルは、特にダブルアクション時は東京マルイ製ガスガンの2~3倍くらい重いと感じました。








マガジンはスチールプレス製で、後部に残弾確認孔が3つあります。






撃ち味は非常にマイルド。近年流行のポリマーフレームオートのような鋭いリコイルはなく、撃ちやすいと感じました。
ダブルアクションの重さが気になりましたが、落ち着いて狙えばよく当たり、その優秀さはいまだ色褪せることはありません。
Navy SEALsをはじめ、世界中の軍・法執行機関で愛用されているのがわかります。




3. バリエーションと新旧比較

1980年代の登場以来、長らく生産が続けられているロングセラーモデルだけあり、幾度のマイナーチェンジを経て現在に至ります。
そこで、登場当時の初期モデルと現行モデルの変化点を検証したいと思います。

≪アーリーモデル≫






初期の頃のモデルで、写真の個体はグリップのみ、HOGUE製に交換されています。



≪現行モデル≫







アメリカ滞在中、3種類の現行モデルを取材しました。

まずはじめは、現在SIGSauerが市場に供給するモデルのうち、最もスタンダードなモデルで、写真はかつて僕が留学中にとあるガンショップで取材したもの。






P226 MK25。Navy SEALsに納入している最新モデルに可能な限り近づけた民生品。
防錆塗装に白い錨マークが何ともかっこよく、サプレッサー用エクステバレルがプロの風格を醸し出しています。





P226 Extreme。スライド前部にセレーションが追加され、何とも特徴的なグリップを装備したモデルです。
近年のSIGSauerはアメリカに経営資本が移ったせいか、このような斬新で奇抜なバリエーションモデルを急速に増やしています。
ちなみに画像の個体は.40S&W仕様。


では、新旧の違いを見ていきましょう。



①スライド










上のアーリーモデルのスライドがプレスによって成形されているのに対し、下の現行モデルはNCマシンによるステンレス鋼の切削加工によって成形されています。これにより、現行モデルは9mmだけでなく、.40S&Wや.357SIGに対応可能な上、強装弾に耐えられるようになりました。
デザインやセレーションも異なります。アーリーモデルではやや丸みを帯びたデザインであるのに対し、現行モデルではエッジの尖った精悍なデザインとなりました。









また、上のアーリーモデルではスライド内蔵式だったエキストラクター(排莢装置)が、現行モデルではスライド右側面、排莢口後部に移動しました。
リアサイトのデザインも、アーリーモデルでは1ドットであるのに対し、現行モデルは2ドットです。しかもモデルによっては夜間にも発光するタイプを装備するとのこと。











スライド左側面の刻印は、僕の知る限りでは4種類あります。

アーリーモデルでは2種類。ブランド名"SIG SAUER"のみ刻印されたものと、ブランド名の横に会社名が追加されたもの。
彫りはやや深め。

そして、現行モデルはモデル名"SIG SAUER P226"のみの刻印です。
アーリーモデルに比べかなり浅彫で雑な印象を持ちました。

さらに、スライドが切削加工品に変更された当初に流通した、"STAINLESS"の刻印が入るバージョンがあります。
この頃からブランド名ではなく、モデル名"SIG SAUER P226"が刻印されるようになりました。
東京マルイ製の前期ロット、およびKSC製の刻印がそれに当たります



※画像はKSC製P226Rガスガン



②フレーム(ダストカバー)










フレームは3種類存在します。

まず、1番目の画像がノンレール。アーリーモデルのすべてと、スライドが切削加工品に切り替わった当初の過渡期モデルがこれを採用。

そしてレールド。こちらは2種類あり、2番目の画像が基本形です。こちらはレール幅に関してはピカティニー規格に準じたものですが、レール断面が半円状に丸みを帯びているオリジナル仕様。
一方、3番目の画像はピカティニー規格にすべて準じたもので、MK25専用です。


③操作系統(レバー類)







基本的に新旧間で操作系統に大きな変更はなく、P220以来伝統の「マニュアルセーフティなし、デコッキングレバー装備」のスタイルを保っています。違いと言えば、分解用テイクダウンレバーとマガジンキャッチのデザインが変わった程度です。



4. P226のエアガン

僕が知る限り、P226のエアガンは現在4社から発売されています。

①東京マルイ

もはや説明の必要もない、エアガンP226で群を抜く優等生。
表面処理や再現度は他社に遠く及ばないところがありますが、その命中精度・作動性能はピカイチ。
特にP226E2はキビキビとした鋭いリコイルショックがクセになります。
価格が安く、カスタムパーツが豊富な点も非常に好印象です。






②KSC

精巧なディティールの再現がまるで実銃を彷彿させます。
個人的にグリップの再現度が素晴らしく、手に吸い付くようなチェッカリングに驚きました。
ただし、10m以上の射程となると、命中精度は若干東京マルイに劣ります。






③タナカワークス

モデルガンとペガサスシステムで有名なタナカもP226を出しています。
タナカのいいところは他社が出したがらないマニアックなモデル(9mm拳銃やP228)を出してくれるところ。
ただ、実射性能はどうなんでしょう?
所有したことがないので明言は避けますが・・・


④S II S

台湾製のエアーコッキングガンをS II S名義で販売しているようです。
値段の割にはそこそこの再現度で、個人的にはかなり満足でした。




いかがでしたでしょうか?
今回は、実銃P226について熱く語らせて頂きました。
日本のP226ファンにとって、少しでも楽しみのきっかけとなれば幸いでございます。

ではまた。God Bless you!! ←GUN誌 Terry矢野さんのオマージュ(笑)






  

Posted by 鷹志 at 12:36Comments(0)アメリカ実銃取材

2016年02月04日

【実銃】SIGSauer P239




※写真はすべて店員さんの許可を得て撮影しております。また、シリアルナンバーの抹消加工等、オトナの事情で一部写真に加工を施しております。ご了承ください。無断転載禁止。


SIGSauer P239です。
アメリカで行きつけのガンショップで発見しました。







P239は、P229をシングルスタックにして小型化したCCW向けコンパクトオート。
装弾数を8発に抑え、携帯性を優先したディフェンスウェポンですが、ベースとなったP229同様、スライドはNCマシンによる切削加工製で高い耐久性を有します。デコッキング機構とファイアリングピンブロックセーフティにより、チャンバーに初弾を装填した状態でも安全に携帯が可能な点も同様です。








P239といえば「ガンスリンガーガール」を連想する人も多いのではないでしょうか。
主人公のヘンリエッタがツートーンのP239を使用しています。







今や市場には多くのCCWがひしめき合い、SIGSauerも負けずとニューモデルを次々に出してはいますが、P239などクラッシックなモデルもカタログ落ちさせずに供給を続けてくれるのがSIGSauerのいいところ。
ただし、初期のモデルからマイナーチェンジはされているようで、刻印の変化や各種操作レバーの拡大等、変更点もあります。








握ってみた感想としては、薄くて日本人の手にもぴったり!なサイズに好印象でした。
P229は無骨で少々大きく扱いにくい印象もありますが、このP239なら楽に携帯できます。








残念ながら、P239は今のところ日本のエアガンメーカーからモデルアップされておりません。
まぁ僕のようなマニアックなSIGSauerフリークくらいからしか需要がないからかも・・・でもモデルアップされたら嬉しいなぁ欲しいなぁ。

まぁ東京〇イさんからのモデルアップは絶望的として・・・P230とか出してる〇SCさんあたりから出ないかなぁ・・・なんて淡い期待をしてますが、望薄かもしれません。

・・・また「ないものはつくってしまえ」ってなりそうです。



今回はここまで。次回もお楽しみに。  

Posted by 鷹志 at 04:53Comments(2)アメリカ実銃取材

2015年11月06日

WA S&W ショーティ .40





今回は懐かしい銃をレビューします。

WA S&W ショーティ .40(以下 ショーティ40)は、渋谷の名門老舗、ウエスタンアームズが発売するコンパクトオート。
古くから再販を繰り返し、バリエーションモデルも存在するロングセラーです。

M59系・第三世代の.40口径モデルをベースに、Smith & Wessonのカスタム部門であるPerformance Centerが手を加えたものをモデルにしているんだとか。
ただ、実銃の情報がイマイチパッとしません。ショーティ40の実銃写真はおろか、ベースとなったモデルについての記述が少なく、多くが謎です。
スタイルや口径を考えると、ベースはM6906(9mmPara)か、M4013(.40S&W)でしょうか。







Smith & Wessonと言えば、やはりリボルバーが強いメーカーというイメージを持つ方も多くいらっしゃるかと思います。
現在でこそ、M&P9など優秀なオートマチックを手掛けるメーカーとして知られるようになりましたが、それより以前から数多くのオートを世に送り出してきました。
その代表がM39シリーズと、その他弾数化モデルのM59です。

米軍のXM9トライアルの落選など、軍用としてはあまり芳しい評価を得ることはできませんでしたが、警察組織からは一定の評価を獲得。
カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)など、多くの法執行機関に採用されました。
日本警察でも、M3913が一部で採用されています。

SIGSauerやGlockが大好きな僕ですが、実はM39系も大好き。
こういう無骨でいて艶めかしい美しさを持ったオールドオートって、とても魅力的だと感じます。








この個体は、先日小倉に遊びに行った時に偶然見つけたもの。
小倉に戻ると必ず立ち寄るエチゴヤ北九州店の中古コーナーで発見。

たぶん前のオーナーさんが相当大切にされていたんでしょう。
傷一つない極美品で箱・取説付。さらにスペアマガジンがついて、お値段なんと6800円。
もう叩き売りもいいところ。
高校時代からずっと欲しかったものだけに、運命を感じました。

神様ありがとう。前のオーナーさんありがとう。エチゴヤ店長ありがとう。宝物にします。

では詳細を見ていきましょう。








外箱。Smith & Wesson公認モデルらしく、公式ロゴマークがでかでかと表面を飾ります。









この個体は前のオーナーさんの管理が素晴らしく、ほぼ完品の状態。
おまけにスペアマガジンまで付いてきました。












3.5インチバレルのコンパクトモデルなだけに、手頃で扱いやすいサイズ。
全体的な質感は、ステンレスモデルを意識して眩しいメッキ仕上げですが、かといって鏡のようにテカテカしている訳ではなく、程よいマットシルバー。








マズル付近。
少しバレルが中央に寄り過ぎているように見えます。
インナーバレルは銀色で、他社の真鍮のように目立つことはなく、自然な印象です。








スライドの刻印は薄く、良い雰囲気。
ただし、フレームの「ASGK」が残念ですね。








トリガーまわり。
トリガーガードは丸いタイプで、前部にチェッカリングが入ります。
ダブルアクションのトリガープルは非常にスムーズで軽い部類です。
東京マルイのP226に慣れた僕にとっては新鮮でした。
シングルアクションも遊びが少なく、シアが落ちる手前の感覚が指でつかめるのが好印象。
キレも良く、リセットも比較的短いので速射に向いているかも。









チャンバーまわり。
.40S&Wの刻印がいいアクセント。









リアサイトはノバックタイプ。
あくまで「タイプ」なので、刻印は無し。
実物だったら最高なんだけどな。

マニュアルセーフティはアンビ。
ただし、ベレッタ92FSのように強度面で不安が残ります。
特に右側のレバーが構造的に弱そうです。扱いには気を付けないと・・・









フロントサイトは黒で、ホワイトドットが入ります。
固定か可変かどうかは不明です。









リアサイトにもホワイトドットが二つ。
ダミーのファイアリングピンがモールドで再現されていていいですね。
ハンマー付け根の上に見えるのは実際のファイアリングピン。
これがハンマーの打撃力をマガジンのバルブに伝える仕組み。









ハンマーは、コンシールドキャリーとダブルアクションでの運用を重視した、指かけのないスパーレスタイプ。
ハンマーが落ちた状態ではスライド後部にすっぽり収まるため、引っ掛かりの少ないデザインです。
ハンマーだけでなく金属部品すべてに言えることですが、全体的に仕上げが雑な印象。
塗膜の強度が心配です。










デコッキング機構もライブで再現。
ハンマーがコックされた状態でマニュアルセーフティを押し下げると、ハンマーを安全位置まで戻すことができます。
ただしレバーの動きが固く、下げきってから戻す時に指に力が入ります。
ちなみにハンマーダウンの状態でレバーを下げると、セーフティが働きトリガーを引いてもハンマーは動きません。









フレーム右側面にはSmith & Wessonのトレードマークが打刻されておりリアルです。
刻印上のボタンは、分解時にスライドストップレバーを押し出す為のボタン。










グリップ。
リアル刻印入りで雰囲気抜群。
ただかなり太く、手が小さな人には若干握りにくいかも。









通常分解は、M1911に似ています。
まずマガジンを抜き、チャンバーに装填されていないことを確認します。
そしてスライドストップノッチをスライドストップレバーの前部に合わせたら、フレーム右側面のボタンを押しながらスライドストップレバーを引き抜き、スライドを前方に押し出したらOK。








通常分解。
部品点数も一般的なオートと変わりなくシンプルです。
リコイルスプリングはデュアル(二重)タイプ。









ウエスタンアームズ名物、マグナブローバックの心臓部。
ショーティ40最大の弱点が、画像右下に見えるスライドストップノッチ。
最近のモデルでは当たり前の金属補強がされておらず、スライドストップをかけすぎるとすり減ってしまいます。

近々補強カスタムでもやろうかな・・・









ホールドオープン。
アウターバレル先端のふくらみは、バレルとスライドの溝をなくすため。
ちょっとダサいと思うのは僕だけでしょうか?







マガジン。
手前の黒がスペアで、奥のシルバーが付属。
バルブ周りはマグナブローバック特有のもの。
NLSが搭載されているらしく、銃を下に向けたり逆さにした状態で撃っても生ガスは吹きませんでした。
リップはマガジンと一体で亜鉛合金製。



実射性能は、現在でも十分通用するレベルです。
マグナブローバックの激しいリコイルはこのモデルでも健在。
撃つたびに握る手を揺さぶります。
とても10年以上前に登場したモデルとは思えないほどです。


命中精度については、簡単ですが屋外8mでテストしました。
発射弾数は3発、使用弾薬は東京マルイ製0.25g(非バイオ)で、気温18度。ほぼ無風コンディションでの依託射撃です。




グルーピング:59mm

ホップの効きが弱いのか、やや下方に着弾しましたが、集弾性能は十分実用範囲内かと思います。
ただし、8m以上の射程、例えば20mでの命中精度は未知数です。
いずれは実戦投入し、テストしてみたいと思います。

あと、そろそろ弾速計が欲しいです・・・


いかがでしたでしょうか?
最新鋭のコンバットオートもいいけど、たまには懐かしくて渋い銃もいいですよね。
ステンレスオートには日本刀のように鋭く、それでいて妖艶な魅力があります。
こういう銃はむしろ、凛とした女の子に握らせた方が映えるかもしれません。
あぁ、そういえば女の子には太すぎるグリップでした(笑)

実射性能は、まるで古さを感じさせない激しさがあります。
現在でも第一線で活躍できる、マグナの底力は健在。
キラキラ美しいからって飾っておくのはもったいないくらいです。

これからしばらくは、ショーティ40を存分に楽しむことにします。







  

Posted by 鷹志 at 23:48Comments(2)WA

2015年08月12日

ATF北九州支局夏期訓練




2015年8月11日、若松区二島の訓練施設にて、ATF(アルコール・タバコ・火器取締局)北九州支局の夏期合同訓練が行われた。







訓練前のATF要員。記念すべき第1回目の訓練であったためか、緊張した面持ちである。








犯人役のATF要員。某南米革命軍を意識したスタイリング。







突入訓練前に配置と拳銃の確認を行うATF要員







突入。







クロスオーバーによるドアエントリー。







索敵中。
どこに犯人が隠れているかわからないため、一瞬の油断も許されない。








犯人を発見し逮捕する。
拘束中の抵抗を防止するため、要員1名が拳銃を構え後方にて待機する。







今回の訓練では少人数による突入であったが、次回はより参加要員を増やし、より実践的なプログラムを取り入れたいとのこと。




突入訓練を念入りに行ったあと、訓練弾を使用した模擬戦も行われた。






模擬戦に参加したATF要員。
『PJ』とは一般的には米空軍救難要員を意味する『パラレスキュー・ジャンパー』であるが、
ATF要員の彼曰く、PJとは『パトリック・ジェームズ』の略であり、『パンチラ・ジャンキー』でもあるとのこと。






FBI捜査官に化けたATF要員。
彼にとってFBIとは、『フィメール・ボディー・インスペクター』を意味する。










模擬戦の様子。
やや肥満気味なATF要員にはよいダイエットになったはず。







射撃訓練に打ち込むATF要員。
日頃の鍛錬が現場で活きる。

充実した1日はあっという間に終わり、第1回夏期訓練は無事に終了した。
今回感じた反省点を、各自の戦闘スキル向上に役立てたいと感じた。

これを機に、今回のような定期合同訓練を今後も継続したい。


さて、余談ではあるが、今回利用した若松二島の訓練施設が8月をもって閉鎖されるとのこと。
比較的アクセスが容易な訓練施設であっただけに、ATF北九州支局としては残念でならない。

しかし、近い将来移転先での営業を再開するとのこと。
今後の進展に期待したい。



  

Posted by 鷹志 at 19:30Comments(2)対テロ訓練

2015年07月05日

マルシン M36チーフスペシャル Xカート6mm



今回はマルシンのM36チーフスペシャルXカートモデルをレビューします。





実銃のM36チーフスペシャルは、1950年代より米国S&W社が生産しているリボルバーのベストセラーモデル。
Jフレームの元祖でもあります。
愛称の「チーフスペシャル」は、何でも公募によって決まったんだとか。
英語的には「チーフススペシャル(Chiefs Special)」の方が正式なんでしょうが、
自分は「チーフスペシャル」の方が呼びやすくて好きなんでこっちを使っております。
まぁ普段呼ぶときは略して「チーフ」なんですが(笑)

非常にコンパクトで信頼性も高く、ポリスオフィサーの腰にもぴったり。
オート全盛の現在でも非番の際のお供やバックアップ用としていまだに根強い人気があります。

登場以来、多くのバリエーションや兄弟も生まれました。





ステンレス製のM60は当時「錆びないリボルバー」として大人気に。





コンシールドキャリーからのドロー時に服に引っ掛からないようにハンマーをフレームで覆ったM49「ボディガード」。





ハンマーが内蔵式のダブルアクションオンリー、さらにグリップセーフティーを追加したM40「センチニアル」。

チーフに始まったJフレシリーズは現在も増殖中です。


ちなみに、半世紀も生産されただけあって、マイナーチェンジもされてきました。





初期のモデル。
シリンダーラッチが小判型です。
さらにフレーム右側面上部に留めネジがある「4スクリューモデル」。





現行モデル。
4番目の留めネジがなくなり、さらにオールドファン泣かせのインターナルロックがシリンダーラッチ横に追加されました。
現行モデルは強装弾(+P)対応になっているんだとか。



さて、M36が登場する映画ですが、個人的に思い入れが深いのは「ジャッキー映画」
かつて一世を風靡したド派手なカンフーアクションが有名ですが、ジャッキー・チェンの映画には割と銃が登場します。






まずは「ポリスストーリー」。
ジャッキー・チェンは終始M36をプライマリーとして劇中で使用します。






シリンダーをカッコよく回し、






バスを止めようと威嚇射撃するシーンは有名です。






お次は「ラッシュアワー」。
こちらはジャッキーの相棒、クリス・タッカーがバックアップとして使用します。
飛び退きながらのアンクルホルスターからのファストドロウは圧巻。



そろそろエアガンの話に入ります。

マルシンのM36もずいぶん前から生産されているロングセラーモデル。
幾度のマイナーチェンジを施し、当社お得意の8mmBBモデルもリリースされました。
そしてついに、最終進化系が登場しました。

それが今回のXカートモデルです。

では詳細を見ていきましょう。





パッケージは従来の本体写真付き外箱に発泡スチロール・・・ではなく、シンプルな箱に本体とカート、BB弾が少々という質素さ。
パッと見モデルガンのようです。








全長は163mm。いやー小さい。普段フルサイズオートに慣れていると、本当に小さく感じます。
その分握ってみると、HW樹脂特有のずっしりとした重みがギャップ萌えをそそります(笑)。
全体的にマットな仕上げ。





スナブノーズがたまらない2インチバレル。
「SMITH & WESSON」の刻印もばっちり。

2インチ2インチって、どうして僕が3インチモデルを語らないかって?

チーフと言えばやっぱ2インチでしょ!!(偏見)

ごめんなさい、蓼食う虫のなんたらといって、人の好みは十人十色なんで、異論は全然OKっす。
でもここでは2インチへの愛を叫ばせてください。
ああ、可愛いよ2インチスナブノーズ。





マズルまわり。
なんだか8mmバレルに無理やり6mmバレルを押し込んだように見えます。
真鍮の金ピカが眩しすぎて萎えますね。
近々黒染めしようかな。





トリガーまわり。
トリガーガードの形はなんともかわいいタマゴ型。
パーティングラインもきっちり消されてて好印象。

ダブルアクションでのトリガープルはなかなか重いです。
ガク引き注意。グッと引くといきなりリリースされる感じです。
でも慣れたら案外撃ちやすいかも。

シングルアクションは軽く、キレも悪くありません。





フレーム左側面。
S&W公認ということで、ちゃんとリアルなトレードマークが刻印されております。
ただしよく見ると下に「MARUSHIN」の文字が・・・まぁこのくらいならまだ許せるかな。

まだインターナルロックがない頃のモデルでよかった。





フレーム右側面。
なんとまさかの4スクリューモデルでした。
ちょっとスクリューの大きさや位置が違う気もしますが(笑)。





右側面の刻印が惜しい。非常に惜しい。
「MADE IN USA」であって欲しかった。あとちゃっかり紛れ込んでるSTGAもなぁ・・・。
仕方がないのは重々承知だけど、やっぱり大事ですよね刻印って。
ないのも寂しいし、実銃と違う刻印だと急に安っぽく感じるのが人情。





ハンマー。
実銃の雰囲気を損なわないようにくちばしが可動式になっています。





可動式くちばしの原因がコレ。
安全対策として、本来ハンマーが貫通するところに鉄板が仕込んであります。
鉄板の裏には、ガスを導くルートがあります。





アンクルマイクスっぽいグリップを装備。
マルシンのガスリボルバーの欠点の一つがグリップの発展性の低さ。
タナカのペガサスリボルバーのように実銃グリップ(特に細いやつ)をほいほい付けることができません。
この中にガスタンクが入るので仕方がないことですが、せめてサードパーティーがもうちょいパーツを出してくれていたらいいのにと思います。
一時期マルシンが限定で木製グリップ装備のチーフを出していましたが、グリップだけオプションで売ってほしかったですね。





これぞマルシン製ガスリボルバーの醍醐味。真鍮製ライブカート。
発射前に毎回カートを装填する「儀式」が男心をくすぐります。
やっぱりリボルバーはこうでなくちゃ。





Xカート。右は比較用の.38スペシャルダミーカート。
6mmBB弾を頭から詰めます。

これが最大の改良、Xカート。
ダミーカートとほぼ同じサイズになりました。
これにより、なんとダミーカートがシリンダーに無加工で装填できます。


というワケで、装填してみました。





あぁ。いいですねぇ~。
シリンダーから覗くブレットがカッコいい。





エロイ。
まるでモデルガンみたいです。
そう言えばオールドモデルは+P弾に対応してないんだよな(笑)


さて、問題となるのは実射性能。

これまでのマルシンのガスリボルバー(特にJフレーム)を撃った人ならわかってくださると思うのですが、
マルシンのガスリボルバーって本当に当たらないんですよ。

僕は8mmポリスリボルバーで経験しました。

固定ホップがなかなかくせもので、箱出しだと弾が右に左にぎゅいんぎゅいん。
5mでA4紙にまとまらない時もありました。

初めてこの銃を構えた時、ポリスリボルバーのトラウマが頭によぎりました。
果たして今回はどうでしょうか?


使用したBB弾はエクセルバイオ0.25g。
ターゲットはA4紙。
距離は8m。
気温は24℃でほぼ無風のコンディション。
5発×3セットすべてシングルアクション・委託射撃での結果です。





1回目





2回目





3回目




コイツ、できるぞ・・・

なんと8mでA4紙にまとまりました。
正直目を疑いました。
あれほどじゃじゃ馬だったポリスリボルバーの面影はありません。

このくらい普通じゃんと思ったあなた、
それはあくまで「東京マルイ」であったらの話。

マルシンのガスリボルバーでこれほど当たるなんて、自分から言わせれば感動モノです。
0.25g弾ではホップアップが弱いのか、若干弾が下に落ちる傾向があります。
それでも10m程度の交戦距離のインドア戦では十分実用可能です。
着実に進化を続けていたんですね。

これはイケる。そう踏んだ僕は、先日実戦投入しました。
とはいってもタクトレにですけどね。





ちゃっかり仕入れたイーストAのレザーホルスターを腰に、とあるシューティングレンジでがっつりプレートを撃ってきました。





ドローしてダブルアクションで1発撃ったらリホルスターするドリルを5回を1セットとして繰り返しました。
さすがに10mで小さなプレートに当てるのはキツいですが、5mならきっちり狙えばダブルアクションでもプレートに当てることができました。
プレートから聞こえる金属音が心地よかったですね。

初速は、まだ弾速測定器を導入していないので不明ですごめんなさい。
ただ、僕が愛用する東京マルイのP226E2に比べるとふわっとした感じ。
50m/sもないかもしれません。
インドアには威力的にもちょうどいいかも。



総評として、ルックスも性能も予想以上で大変満足でした。

個人的に不安な点は、撃ちすぎて内部メカが金属疲労でへし折れることと、エキストラクターロッドの塗装がはがれることですね。
(ポリスリボルバーでの経験から)
耐久性がめちゃくちゃ上がって、塗装被膜強度もUPすれば言うことなしです。
まぁでもそれは高望みしすぎかな。リーズナブルだし。

Jフレームスナブノーズ好きなら、ぜひコレクションに加えましょう。
あなたの懐が楽しくなること間違いなしです。






  

Posted by 鷹志 at 00:57Comments(2)マルシン

2015年03月28日

お世話になりました









鷹志です。(写真の後列の一番右)

この度、北九州市立大学を無事に卒業しました。
これも多くの方々に支えられたおかげです。本当にありがとうございます。

今思えば、あっという間の4年間でした。
この大学生活で、知識や経験が増え、自分のホビーライフがより豊かになりました。
それもこれも、たくさんの出会いや支えがあったからこそ。

同級生のライアンとは戦友として、趣味を共にしてきました。

陸自の海老蔵師匠やラボ北のアンビー先生・アレン先生からは多くを学びました。
タクトレの楽しさを知ったのも彼らのおかげです。

そして自分のホビーライフにとって、エチゴヤ北九州店の存在は大変大きなものでした。
白石店長をはじめ、新規装備の導入や電動ガンの修理の際は何度もお世話になりました。

支えてくれたすべての人々に感謝し、これからも精進する所存です。


さて、卒業に際し、自分は九州を離れることになりました。
まだ配属地はどこになるかはっきりわかりませんが、恐らく会社の本社がある関西になるでしょう。

Top Gunも、いずれは配属先の地域に移転する予定です。
これまで多くの福岡県のミリブロガーの皆様にご愛読いただきました。本当にありがとうございました。

移転先が決まり次第、追ってご報告致します。
今後もTop Gunは続けていきます。むしろもっとグレードアップしてトイガンのレビューを書いていきますので、今後とも宜しくお願い致します。


また連休を使って小倉や博多・天神に遊びにきます。
銃を担いでフィールドやショップにお邪魔しますので、その時は遊んでやってください(笑)。

お世話になりました。


鷹志




  

Posted by 鷹志 at 12:09Comments(0)日記

2015年03月18日

バーチャルリスクラボラトリー北九州(VRL北九州)





今回は新企画ということで、サバイバルゲームフィールドのレビューをさせていただきます。
サバゲーに関してはひよっこ同然で恐縮ですが生温かく見守ってくださると嬉しいです(笑)

記念すべき初回は福岡は北九州にあるインドアサバイバルゲームフィールド、バーチャルリスクラボラトリー(VRL)北九州です。
若松にあった以前のフィールドから移転し、営業を再開した新しいフィールドです。






JR若松線の二島駅から徒歩15分の工業地帯の一角にある、廃工場を利用したインドアフィールドです。






入るとすぐにセーフティエリア(休憩場)があり、利用者はここで着替えてゲームに臨みます。
トイレやマガジンウォーマーも完備。自販機はフィールドの外に出てすぐにあります。







戦闘区域入口のすぐ横にガンラックがあり、利用者は休憩時にはマガジンを抜きチャンバーチェックをしてセーフティをかけたライフルをここに置かなければなりません。







ゲーム前にはルールや遊び方の説明があり、初心者にもわかりやすく教えてくれます。

ちなみにフィールドマスターのアンビーさんは大変気さくな方で、ゲームを盛り上げてくださいます。
僕も旧フィールド時代から何度もお世話になりました。
フィールドを使って行うタクティカルトレーニングも主催しており、常に新しい戦い方や安全な銃の取り回し方を研究し実践されています。
普段はゲームの進行をしていらっしゃいますが、たまにゲームに参加されると恐ろしい強さで敵を圧倒します(笑)







リスポーン地点(写真はフィールド入り口側)。ここでゲーム前の作戦会議を開きます。













フィールドは壁などの障害物が多く、クリアリングを駆使して索敵しなければなりません。
どこから敵が現れ、どこに敵が隠れているかわからない、スリル満点のフィールドです。
フィールド両端にはやぐらが組まれており、スナイパーを配置可能です。






いくつもの個室とドアもあり、ルームエントリーの技術を磨くことができます。






個人的に大好きなのが、フィールド両端にある通路。
敵陣まで続いているので毎回激戦地となります。
その分ここをうまく突破すれば、敵の背後を取ることも不可能ではありません。



さて、実際にゲームに参加しての感想ですが、障害物が多く敵にどこで出くわすかわからないので、攻略にはチームワークを駆使したクリアリングとカバーのし合いが重要となると感じました。またフィールド自体は工場を改装したものでそれほど広くなく狭い場所が多いので、ハンドガンやサブマシンガンが有効です。出会い頭の撃ち合いも頻発し、至近距離から攻撃される恐れもある為、フルフェイスゴーグルの着用が必須です。

狭い分、敵の背後を取った時の快感はかなりのもので、攻略しがいのあるフィールドです。また、仲間との連携を強化するいい練習になるでしょう。

インドアフィールドであるので天候に左右されずにゲームを楽しむことができるのもこのフィールドの強みです。雨で野外フィールドでのゲームがオジャンになったらここに足を運ぶのもGOOD。

ただし、フィールドに大きな駐車場がないので、電車など公共交通機関の利用をオススメします。
二島駅や最寄りのバス停からちょっと歩く必要がありますが(苦笑)

ちなみに、毎週月曜にはフィールド主催のタクティカルトレーニングの定例会も開催されており、安全な銃の使い方と合理的な立ち回り方のレクチャーを受けることができます。トレーナーさんの目からウロコのわかりやすい指導は必見です。


北九州でスリルのあるインドア戦を楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかかでしょうか?





2015.9.9 追記


残念ながら、2015年8月をもって、若松二島のVRLは閉店となりました。

比較的アクセスしやすいインドアフィールドであっただけに、残念でなりません。

ただ、将来場所を変えてのリニューアルオープンを予定されているとのこと。

今後の動向に期待しましょう!






↓↓バーチャルリスクラボラトリー公式サイト↓↓




  

2015年03月15日

東京マルイ SIG552 SEALs




今回は東京マルイのSIG552 SEALsをレビューしたいと思います。














SG552は、スイスのSIG社が開発したアサルトライフルの最高峰、SG550シリーズの最小モデル。
バレルとハンドガードが大幅に切り詰められ、ガスピストン部にあったリコイルスプリングがボルトキャリア後方に移動しています。
小さくなってもフルサイズモデルが持つ高い命中精度と堅牢性は健在。






スクリーンの世界では、映画「マイアミ・バイス」で、コリン・ファレル演じる主人公が使用していました。






そんなSG552を、東京マルイは「SIG552 SEALs」として2003年に発売。
以前から販売していたSIG550・551SWATから一新。可変バースト機構を廃止し、マガジンも新規に作り直し、短くなったハンドガードに対応する専用バッテリーまで開発するという意欲作でした。

個人的に気になるのは"SEALs"のネーム。なんでも、米海軍特殊部隊Navy SEALsがSG552をテストしたというウワサを元に、実際に納入されたモデルをイメージしてモデルアップしたんだとか・・・。でもなんだか真相はよくわからないですね。その後Navy SEALsがSG552を使用したという話を自分は聞いたことがありません(少なくとも自分はSG552を手にするNavy SEALsの隊員の写真を見たことがありません)。事実、皆さんがご存じのように、Navy SEALsはM4(Mk-18を含む)やその派生モデル(HK416やSCARなど)を使用し続けてきました。
どうせなら信憑性に乏しい"SEALsモデル"なんかにせず、通常のモデルで出してくれたらよかったのになぁなんて思うのは自分だけでしょうか?
まぁ自分みたいな素人ガンマニアが偉そうに言えることじゃないですが(笑)





コイツは僕が後輩から頂いたものです。僕は以前からSG552が大好きで、最初に買う電動ガンを決める際にSG552とMP5とどっちにしようかなかなか決められないほどでした(結局安かったMP5に逃げてしまいましたが)。ある時後輩と雑談していた時にふと自分が「SG552が欲しい」という話を口にすると、後輩が実家の押し入れに故障した状態で長らく放置していたようで、あげましょうかと言ってくれたので、譲ってもらいました(笑)。ようやく念願のモデルを手にすることができました。本当に感謝です。

ちなみに後輩は外装を弄っており、純正のフラッシュハイダーとマウントレール類が取り外され、代わりに東京マルイのショートサイレンサーが付いてきました。したがって箱出しノーマルモデルのレビューではございませんのであしからず。


さて、細部をじっくり見ていきましょう。






フロント付近。本来は三又のフラッシュハイダーが標準装備されていますが、東京マルイのショートサイレンサーに交換されています。フロントサイトやアウターバレルはダイキャスト製で剛性も十分。ガスレギュレーターは可動し、取り外しも可能です。個人的にはゲーム中になくしそうで怖いくらいです。







マズルは14mm逆ネジになっているのでこの個体のようにサイレンサーを装備できます。








ハンドガード。ここにミニSバッテリーを内蔵します。直後にあるピンを抜けば2分割でき、バッテリーを交換できます。取り外しはともかく、組み立てる際は若干コツが要ります。プラスチック製なので少し軋みますが今のところ問題はありません。






右側面には小さいながらもマウントレールがあり、ライト類を取り付けることができます(写真のレールは後付けした社外品)。
箱出し品にはハンドガード下部にアンダーマウントレールが標準装備されていますので、フォアグリップの取り付けもOK。





レシーバー。防錆処理を意識したグレー塗装に、"RESTRICTED FOR LAW ENFORCEMENT /GOVERNMENT USE AND/OR EXPORT ONLY"(法執行機関/政府による使用・輸出に限る)の白字刻印がなかなかの渋さ。プラスチック製なので最新の電動ガンと比較すると強度に不安が残ります。他のユーザーさんからは「割れる」とか「ヒビが入る」との声が上がっているようですが、自分の個体は問題なしです。その分軽く、次世代M4に慣れた自分にはかなり扱いやすく感じました。






コッキングレバーを引くとエジェクションポートが開き、ホップアップ調整ダイアルが現れます。もう少し後方まで引けたらなお良かったんですが・・・。後発のG&G製では実銃同様の位置まで引くことができ、さらに後退位置のままストップできるので、この点をもっとこだわってほしかったですね。






セレクターレバーはカチッとしていて好印象。ただしMP5に比べて、フルオートにセットする時親指が届かず使いづらいかもしれません。






トリガーの感触は他の電動ガンと比べても引きシロが短い部類で、連射しやすいと感じました。
マガジンリリースはAR-15系のようなボタン式ではなく、AK系のようなレバー式です。





グリップはAR-15系に比べて若干太く、拡張性に乏しいと思います。
ただ個人的にはそれほど気になりませんし、グリップアングルも良いと思います。滑り止めにシボ加工があるとなお良いでしょう。






トリガーガードはグローブ装着時の使用を考えて、左右に90度動かすことができます。






レシーバー上面には純正オプションでローマウントベースを搭載できます。ドットサイトやスコープの使用を前提に考えると必須アイテムです。










フロントサイトは2段階切り替え式。






リアサイトはドラム式でオープンタイプとピープタイプ3種から選べます。






ストックはスケルトンタイプでプラスチック製ながら基部は金属製なので剛性は十分。






さらにストックは基部左側面にあるボタンを押せば折り曲げることができます。
ストックをたためばMP5A3と同等の短さになるのでフィールドまでの持ち運びもインドアでの取り回しも楽、ストックを伸ばせばMk18(M4CQBR)と同等の長さになるのでがっちり狙えます。インドア・アウトドアを選ばない、これほど使いやすいアサルトライフルは数少ないかと思います。







最大の萌ポイントであるノーマルマガジン。実銃同様に半透明で、中にはダミーカートが入っていてリアリティ満点。
側面の突起により、マガジンを横に無加工で連結できます。
装弾数は43発で、3発程度弾ポロするので実質40発程度。僕のようなリアルカウント派には問題ありませんが、一般的なゲーマーさんにはちょっと少ないかもしれません。一応純正オプションで220連マガジンが発売されているのでトリガーハッピー派にも対応しています。
個人的には20連ショートマグではなく、30連スタンダードマグを再現してほしかったです。






このマガジン、まるで実弾が装填されているかのように見えるので、「どんな構造になっているんだろう?」と不思議に思った方も多いかもしれません。というワケで今回はバラしてみました。






実はこんな風にダミーカートは分割式になっていて、中心の柱にBB弾が入るマガジン本体があるんです。
ちなみにダミーカートはプラスチック製です。
真っ二つに割れて中身が空洞なダミーカートを見て、少し夢が壊れちゃいました(笑)。








さて、サブマシンガン並に短くインドア向けのSIG552ですが、発射音はわりと静かで、命中精度も東京マルイ製品らしく素直なので、スコープとサイレンサーをつければちょっとしたミドルレンジスナイパーライフルに早変わりしちゃったりします。初速は自分の個体は80m/s前後で、悪くない数値かと思います。







僕は最近M4に飽きてきて、皆がM4を使う中でちょっと違うモデルを持ちたいと感じていました。
そこで自分のM4CQBRに乗せていた装備類をほぼ移植してごてごてにしてみちゃったりしてます。
しばらくはコイツがゲームの主力になると思います。





いかがでしたでしょうか。

総評として、自分が個人的に感じた良い点と悪い点を簡単にまとめると

良い点
・軽い
・コンパクトで持ち運びやすく、インドアでの取り回し性も良い
・キレのある撃ち味とトリガーの感触
・マガジンがリアル

悪い点
・剛性の弱さ。レシーバーやハンドガードがプラスチック製なので軋み、最悪の場合割れる
・ノーマルマガジンの装弾数の少なさ、弾ポロ
・分解が面倒。後発メーカーの製品や実銃のようにピンを抜くだけでは分解できない
・拡張性が良くなく、オプションパーツが割高


となりました。やはり設計が古いこともあり、各部で気になる点もありますが、個人的には扱いやすく、大好きな銃です。
なによりスイスらしいメカメカしたデザインがカッコよく、持ってて気持ちがいいです。

アメリカを始め、世界市場をAR-15系が席巻する中、SG552を採用する部隊は少なく、コスプレをする人間にはなかなかつらいのが現状です。
しかしそれを自分は逆手にとって、M4でマンネリ化した戦場にちょっとした刺激を持ち込めたらいいなと思います。


  

Posted by 鷹志 at 23:50Comments(0)東京マルイ

2014年08月27日

暴発事故と銃の取り扱いについて







今日ニュースを見ていると気になるニュースがありました。

「群馬県警で拳銃暴発 機動隊、けが人なし」 MSN産経ニュース

また警察による拳銃暴発事故です。

この手のニュースを耳にすると、自分にとっては他人ごとではないように感じます。
まがいなりに銃に関わる我々にとって、銃の暴発は決してあってはならないことであるからです。

そもそも銃の手入れは、オートマチックならマガジンを抜き、チャンバーを確認して残弾がない状態で行わなければなりません。
リボルバーならシリンダーを確認し、残弾があればすべて抜き取ってから行わなければなりません。
ベテラン・初心者、実銃・遊戯銃に関わらず、我々の業界では基本的なルールであり常識です。

銃社会アメリカではもちろん、世界中で常に声高に叫ばれている鉄則あり、ましてや銃に厳格な日本警察では当然守られるべきことです。
慣れによる油断なんて言い訳にはなりません。

あまり全体を総括して評価はしたくありませんが、最近の日本警察は銃に対する認識と責任感が足りないように感じます。
少し前にはある警官が、悪ふざけで弾が装填された拳銃を同僚に対し向けるという事件も発生しました。
非常識にもほどがあります。

軽い気持ちで銃を扱う人間に、銃と我々国民の安全を預けたくないというのが私の本音です。
皆さんも同じようにお考えのはず。

この事件を知り、私は再び初心に帰りました。
銃を愛し趣味とする者として、銃を扱うすべての人間が責任感と覚悟をもって正しく銃を取り扱うことを願うばかりです。
  

Posted by 鷹志 at 19:40Comments(2)日記

2014年01月19日

P226E2ファイアリングピン自作




ある時俺は思った。







「・・・何かが足りない」



本来ハンマー露出型のハンドガンには必ず備わっているべき・・・







ファイアリングピンが足んねぇんだよぉぉ(涙目)


もちろんエアガンにはまったく必要のないパーツ


でもこれがないとガンマニアにはすごくさびしい









寿司にわさびが入ってないくらいすごくさびしい。。。









でもそんな俺のわがままをかなえてくれる都合のいいカスタムパーツなんて出回ってはいない

そして俺はひらめいた










ないものは
つ く っ て し ま え






最近前置きが長いですね。鷹志です。

というわけで今回は、東京マルイのP226E2に取り付ける自作のダミーファイアリングピンをつくっていきます。




「でもわくわくさん、自作のファイアリングピンなんて、どうやってつくるのさ?」とゴロリ君。


それが意外と簡単にあっさりできちゃうんです。しかも格安で。








用意するものは、ナフコなどのホームセンターのゴム材コーナーに売られている、厚さ5mm~10mmくらいのゴム板。黒色推奨。
そしてマルシンの8mmBB弾です。









まず、ファイアリングピンを入れる部分を見てみましょう。
マルイのP226の後部には、ちょうど何かをはめ込むことができそうな溝があります(矢印)。










ここの溝を採寸して、ここにはまるくらいの大きさになるようにゴム板を切り出します。









次に8mmBB弾を熱したカッターナイフで半分に切断したら、










ゴム板のちょうどファイアリングピンがあるあたりの場所に8mmBB弾がぴったり入る大きさの円でしるしをつけ、そこをカッターナイフや彫刻刀である程度削って円状の溝を掘ってやります。









ある程度削ってみたらはまるかどうか確認してみましょう。
いい感じにはまったら、8mmBB弾の半球のてっぺんをヤスリがけして平らにします。
ここでBB弾をある程度削らないと、銃が正常に作動しなくなる恐れがあります。

ハンマーに干渉しない程度に削ったら、BB弾を先に塗装して、ゴム板に接着します。









最後にP226後部の溝にこのゴム板を写真のように押し込んでいきます。
きつくて入らない場合はカッターナイフで淵を削り、微調整していきます。
ちなみにゴム板をP226本体に接着剤等で接着する必要はありません。ゴムの弾性でちゃんと固定されます。

一番奥まで押し込んだら出来上がり。












ドヤァ

P226ファンが歓喜すること間違いなしの逸品に仕上がりました。


ちょっと仕上げが雑ですが、初めてにしてはいい感じにできました。

動作テストもちゃんとクリアー。本体の作動性に影響はありません。

P226のオーナーで自分のようにファイアリングピンをつけたい!!とお考えの方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。



※カスタムはすべて自己責任で行ってください。
ファイアリングピンの接着が甘いと、万一の場合シューターの顔面に目がけて飛んでくる恐れがありますので、撃つときは必ずアイウェアを着用してください。



  

Posted by 鷹志 at 13:42Comments(6)P226日記

2013年11月04日

P226E2ライフリング加工




鷹志です。

前回のレビューで絶賛した東京マルイP226E2ですが、やはり細かい部分で気になる点が多いのも事実。

というワケで、今回から不定期で、P226E2をより実銃っぽくカスタムしていくコーナーをやっていきたいと思います。

第一回目の今回は、リアル派の誰もが一度はイラッとしたことがあるであろうマズルまわりのプチカスタムをしたいと思います。








東京マルイのGBBの多くに共通する点として、マズルのライフリングがあまりにも強調されすぎというのが挙げられます。
実銃はもちろんこれほどライフリングは突出してはいません。
さらに、真鍮製のインナーバレルがマズルギリギリまで張り出しています。
これはエアガンなので仕方のないことですが、リアル派の方々にとっては激萎えするポイントの一つですよね。

当然リアル派のワタクシは我慢できず、買って早々に整形手術を行うことにしました(笑)

というワケでブサイクちゃんが美人に生まれ変わる為のオペを始めましょうね。







プチ整形は至って簡単。
まずホームセンターで買ってきた紙やすりを適当な大きさに切って筒状に丸めて、






あらかじめ分解しておいたアウターバレルに差し込んでぐりぐり回して邪魔なライフリングを程よく削ってやるだけ。
削る過程で出たカスを水洗いして拭き取ってやるのも忘れずに。






もちろん執刀医鷹志はこれだけでは満足しなかった。
無駄に長いノーマルのインナーを取っ払うために、エチゴヤでデトニクス対応のカスタムバレルを購入。
実はこれがガバ系だけでなくGlock17やP226のチャンバーにもポン付けできちゃったりする。

あとは元通りに組み直すだけ。

これにてオペ終了。







Before








After

なんということでしょう。
あれほどブサイクだったマズルが、まるで実銃のように美しく生まれ変わりました。

デトニクスのバレルのおかげもあってインナーも目立ちません。
カスタム後に8mで試射してみましたが、インナーがアウター内で浮く形になるのでノーマルより多少グループがバラつくも、それほど気にはなりませんでした。

自分のように「マルイのノーマルはマズルがダメで我慢ならん!!」という方は、一度試してみてはいかがでしょうか?








  

Posted by 鷹志 at 18:00Comments(0)P226日記

2013年10月20日

東京マルイ SIGSauer P226E2







先日東京マルイのP226E2を買ってきましたのでレビューしたいと思います。








実銃P226は、今や世界中の軍警察が信頼するコンバットオートの代名詞。
米軍正式拳銃のトライアルでは92Fに敗れたものの、その耐久性や命中精度の高さを世界最強の特殊部隊、Navy SEALsに買われ、以来数々の戦争や非正規戦の裏でバトルプルーフがされてきました。

その耐久性たるや、砂や水につけた悪条件の中でも作動するほど堅牢で、業界ではその評判を確かめようとこれまでにさまざまな耐久テストが行われてきました。







こちらの動画でも、P226にベースボールバットで強い衝撃を与えた後で撃てるかテストしていました。


そんなP226にさらなる改良を加えたモデルがこのP226E2で、従来手の小さい人や女性には握りづらかったグリップが最新のE2(Enhanced Ergonomics)グリップに換装され、トリガーは速射に優れたショートリセットトリガーに交換されています。








最近の映画では「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」で、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントやジェレミー・レナー演じるウィリアム・ブラントが使用していました。









こちらは僕がアメリカ留学中に取材した実銃。
すでにE2グリップがスタンダードモデルに標準装備されるようになった現行モデルです。










実銃を実際に見てきて以来、このモデルがずっと欲しかったんですよね。
本当はアメリカから帰国後すぐに買う予定だったんですが、予算が足りなくて・・・
先日やっとエチゴヤで入手できたんですよ。


というワケで、はりきってレビューしていきます。









パッケージと内容。外箱のデザインは一新され、旧モデルの黒を基調としたものに対してこちらはシルバー。










取扱説明書は旧モデルのままですが、これにE2用の補足説明書が付属します。












一見すると旧モデルから一体どこが変わったのかわからないかもしれませんが、実際には多くの点で改良点があります。









まずスライドは、実銃のスライドとフレームの材質と処理の違いを再現する為やや明るいグレー系の塗装で塗り分けがされ、実銃の雰囲気により近づきました。
またスライドのモデル名の刻印は現行モデルに則して変更されています。







こちらはアメリカの実銃。刻印はあまり深堀りされておらず薄い印象です。








トリガーはより素早い連射を実現するショートリセットトリガーが新規に採用されています。
マグキャッチボタンも最新のチェッカードタイプに変更されました。








グリップは最新のE2グリップが標準装備されています。
これが絶妙に握りやすく、使いやすさが向上しています。
しかしやはり実銃と比べるとシボ加工の甘さが目立ちます。
マルイのものはいかにもプラっぽくツヤがあり、手に吸いつくことはありません。









こちらはアメリカの実銃。










しかしベースの旧モデルから改善されていない点も多くあります。
まずフレームのパーティングライン。相変わらず未処理でオモチャっぽさが残ります。








スライド右側面には実銃同様にE2の白文字が入りますが、フレームにはお約束のマルイ自社刻印がくっきり。








こちらはアメリカの実銃。
最近のモデルは刻印がシンプルになりました。
ちなみにEXETER-NHは、SIGSauer Inc.の本社があるニューハンプシャー州エクセターを表します。









ハンマーまわり。個人的に期待していたダミーファイアリングピンも再現されていません。
そこでダミーファイアリングピンを再現するカスタムをしてみましたので、参考にしていただければ幸いです。

Top Gun 「P226E2ファイアリングピン自作」


リアサイトは従来通りホワイトドットが入っていますが、思いのほか塗装が剥げやすいようです。


















個人的に一番気になったのがハンマーメカニズム。
マルイでは実銃にはない3ポジションで、マガジンを抜いてドライファイアすると画像のポジションまで落ちてしまいます。












実銃のハンマーメカニズム。
実銃ではハンマーリターンスプリングによりハンマーはハーフコック位置で必ず止まります。
このギミックはKSCのP226ではきちんと再現されていましたが、マルイではコストを考えてかオミットされていて残念です。












左側面にはSIGSauerオートの特徴であるデコッキングレバーがあり、実銃同様押し下げればハーフコックポジションまで安全にハンマーダウンできます。このデコッキング機構はマルイのガスブローバックシリーズでは旧モデルのP226Rで初めて再現されました。









マズルまわり。
相変わらずアウターバレルはオモチャっぽく、あからさまなライフリングのモールドでさらに安っぽく感じます。
また、スライドが若干実銃よりも厚い印象です。










通常分解は、まずホールドオープンした状態でマガジンを抜き、チャンバーに弾が入ってないかを確認してから、フレーム左側面にあるテイクダウンレバーを時計回りにまわして、スライドストップレバーを押してスライドを前に押し出すだけ。非常に簡単にメンテナンスが行えます。









このモデルではシアやバルブノッカーが改良されており、実射性能が向上しています。












マガジンは新規設計の改良品。











旧マグとの比較。左が新型で、右が旧型。旧型が分割型であるのに対し新型は一体型で、ガス容量がUPしています。
ただしタクトレ時のスピードリロードなど多少マガジンを乱暴に扱う訓練ではむしろ旧型の方が肉厚で向いています。
シチュエーションによって使い分けるのもアリ。








実銃用の実物BLACKHAWK!のホルスターに入ります。
ただし少しきつい感じがします。







今やカイデックスホルスターの全盛ですが、P226シリーズにはレザーホルスターも似合うと思うんですよね。








ホールドオープン。やはりアウターバレルが安っぽいので、ここは社外パーツのスチールアウターバレルに換えたいところ。












実銃と比較。
やはりマルイらしくオモチャっぽかったり、各部に改良してほしい点は多くありますが、実銃の雰囲気は十分再現出来ているとは思います。


さて気になる実射性能ですが、発売当初はあまり期待していませんでした。

どうせそれほど変わってな・・・

バシバシバシバシッ



Σ(゚д゚(゚д゚(゚Д゚

・・・こいつ、動くぞ!!
ウワサには聞いていましたが、その豹変っぷりにびっくり。
旧作P226Rに比べ、明らかにリコイルは強く、速く、激しくなっています。
ダブルタップを繰り返してもなかなか衰えません。
シアとバルブノッカーをいじっただけでこれほど性能が向上するとは・・・驚きです。
さすがは進化系といったところ。かなりあなどっていました。恐れ入りましたね。

そして命中精度なんですが、今回は最愛のハンドガンのレビューということでこだわって、ちゃんとテストしました。
距離は8mで、使用弾は東京マルイの0.25gです。










どちらも一発上に外してますね。


そうです私の腕のせいですごめんなさい

別にまだ箱出しでパッキンにオイルがついてるからとか、コイツのリコイルが予想以上だったからなんて言い訳しません。
いずれもこのフライヤーを除けば30mm程度にまとめるだけの命中精度を持っているワケです。さすがは安定のマルイさん。

総評ですが、ゲームにも安心して使えるだけの性能を持ったP226は迷わずコレだと自信をもって言えるだけの銃です。
仕上げや再現度等にやはり残念なところはありますが、そこは後のカスタムと愛で乗り越えましょう。
自分のような生粋のSIGSauer厨でさえ唸らせる逸品です。
とりあえずこれ以降よほどすごいものが出ない限りはコイツをサイドアームの主力としてずっと使っていこうと思います。

あなたもP226E2フリークに仲間入りしませんか?  

Posted by 鷹志 at 13:25Comments(8)東京マルイ

2013年10月07日

東京マルイ SIGSauer P228










鷹志です

今回は昔懐かしいエアガン、東京マルイのエアコッキングP228をレビューしていきます。











実銃のP228は、P226の性能はそのままに携帯性も高められたコンパクトモデル。
米軍の一部でM11として正式採用されているほか、多数の軍警察機関で採用されています。











この銃は僕が小学校の頃に知人から譲ってもらって以来、長らく愛用してきました。
当時からSIGSauerオート特有のデザインが大好きでどの銃よりも思い入れのある銃です。
こちらは大学生になってから懐かしくなって買い直しました。











外箱。
今回は18歳以上用のホップアップ付をチョイス。
値段は3000円程度とお手頃。















安い子供用と言えど、実銃のフォルムはうまく再現出来ています。
スライドとフレームはきっちりと塗り分けがされており、雰囲気は十分。











スライドの刻印は版権の影響か、実銃とは違いP228POLIZEI(ドイツ語で「警察」)となっていて残念。
昔のロットではちゃんと実銃同様の刻印がされていたので惜しいところ。











フレームのテイクダウンレバーはモールドで固定である為通常分解はできない構造になっています。
トリガーもハンマーの位置に関わらずポジションはこのまま。











フレームはモナカ構造でパーティングラインはくっきり。
おまけに接着はされていないようで、時折割れ目が見えたりします。












実銃でのデコッキングレバーは、マニュアルセーフティになっています。












上に押し上げるとロックがかかり、トリガーを引くことはできません。












ハンマーまわり。
ハンマーはシングルアクションでは連動するものの、ダブルアクションでは連動しません。
当然ファイアリングピンは再現されておらず、サイトも実銃のようなドットも入っていない簡素なつくり。












スライドもモナカ構造なのでパーティングラインもしっかり。












マズルまわり。
残念ながらライフリングは再現されておらず、マズルぎりぎりまでインナーバレルが張り出していていかにも「おもちゃ」っぽい印象。
何よりパーティングラインがはっきりと見えるのが残念。












マガジン。装弾数は24発。
ハイグレードモデルとだけありちゃんと再現されていて、本体から抜いても弾こぼれはありません。












スライドは写真の位置までしか引けません。
また18歳以上用は内部バネが固く、スライドもかなり重くなっています。












どうやらちゃんと実銃サイズとなっているようで、BLACKHAWK!のホルスターに入ります。












KSC P226Rとのサイズ比較。
フルサイズモデルと比較するとやはりコンパクトです。












全長もわずかに短くなっていますが、これだけで重さや取り回しのしやすさに違いが生じ、実際に銃を毎日携帯する人間への負担の軽減になるわけです。


さて実射性能ですが、誰もがこのシリーズの持つ恐ろしいほどの命中精度に驚いたでしょう。
僕も子供の頃に初めてこのシリーズを持ったんですが、とにかく当たる印象でした。
20メートルで空き缶に当てるなどたやすくできるだけの性能を秘めています。
恐らくこれが、東京マルイを現在の不動の地位にした原点なんでしょうね。

おもちゃっぽいチープな外観やデフォルメはやはり価格を考えれば仕方のないこと。
その高い命中精度を考えればむしろお買い得かと思います。

誰でも気軽に楽しめるのがこのシリーズの魅力。
ぜひあなたも一つ、コレクションに加えてみてはいかがでしょうか?



  

Posted by 鷹志 at 02:19Comments(10)東京マルイ